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園藝地獄

終わりの見えない植物栽培記

春の播種祭り(パキコルムス・ディスカラー&フィカス・イリキナ)

今年度も残りわずか。
桜の開花宣言もなされ、季節は一歩一歩春へと向かっているわけですが、まだまだ夜は寒いし日中もマフラーを巻くか巻くまいか迷う日もちらほらある今日この頃です。

冬とも春とも言いきれないどっちつかずのこの季節、園芸者は重い腰を上げ動き出さねばならない時期にあります。
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というわけで、実生です。種まきです。

今回は、
パキコルムス・ディスカラー×5個
フィカス・イリキナ×6個
の2種を蒔きました。

パキコルムスは去年の10月頃に時期外れを自覚しつつ播種を強行した結果、因果応報の壊滅状態に至るという苦い思い出がありますので、今回はリベンジとなります。同じ品種でも3回まではリベンジしていい、と、とある園芸店のご主人にもアドバイスされてますので忠実に従います。それでもダメなら自分に合わない品種なんだと諦めろ、との言いつけだからね、まだトライできる。

フィカスは初めてですね。クワ科の実生自体が初めてだから勝手が分からないなりにやるだけやってみようと思います。

いつも通りお手軽にプラコップ実生床を用意しました。
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用土もいつも通りの層構造。配合率は適当に。例によって例のごとく、有機質多めに水はけ良く、がコンセプト。

上から、
赤玉土(小粒をふるいにかけて得た極小粒)
バーミキュライト+赤玉土(小粒)+黒土+マグアンプ
赤玉土(小粒)
軽石
以上、計4層になりました。
種を蒔いてからベンレート溶液で全体を殺菌してます(本当は蒔く前にやる方がいいそうです)。

以前はプラカップを2層構造にしていたのですが、今回はちょっとした手違いから単層となります。
そのため、用土の水っ気を抜くためにコップの底に軽石を敷いてます。水が溜まってきたら適当に底に穴を開けて水抜きすればいいかなと。そもそも水がジャブジャブ溜まるような水やりをしなければいいだけの話だし。
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パキコルムス・ディスカラーの種。
前回は播種前に吸水を数時間おきに行い、吸水時間の差による発芽率の違いを観察しようとしてみましたが、結果的には有意な差が出なかったので、今回は吸水せずにそのまま蒔いてしまいました。これで失敗したらどうしようね。
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こちらはフィカス・イリキナの種。
どれだよ!という声が聞こえてくるようです。
見えますか?画面中央の白っぽい点がそれです。ゴマ粒を更に砕いたようなサイズの種だとは思ってなかった……。
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画面中央の白っぽい点がそれ。分かりにくいですね。大雑把な水やりをしたら土の隙間に流れてしまいそうでちょっと怖い。
ちなみにこいつも播種前の吸水はしませんでした。


播種前に吸水が必要なものとそうでないものとの違いが未だに分かりません。なんとなく、長期保管されてて乾燥が進んでいるものや表皮の堅いものを数時間浸け込めばいいのかなあ、くらいの認識でいます。
ところが、自生地で雨季の到来を発芽のトリガーにしている種などは、現地の気候を人工的に再現してやることで休眠から目覚めるなんて話もあるので、十把一絡げに「こうやれば発芽するんだ!!!!!」と言いきれないもどかしさがあります。

今回のフィカスの種はこれだけ小さいし、吸水させようにもきっと軽すぎて水に浮いてしまったり表面張力で水を弾いちゃったりしそうな気がします(試してはいない)。

考えてみれば生米だって小一時間の吸水で(炊飯の基準では)マックスまで膨らむんだし、米粒よりずっと小さいフィカスの種を数時間かけて吸水させる意味がどれだけあるのか疑問に思います。だったら、水やりをちょっと多めにしてやれば十分なような気もしたので今回は吸水させませんでした。
この判断が吉と出るか凶と出るかはこれからのお楽しみですね。