園藝地獄

終わりの見えない植物栽培記

脱皮の完了した宇田朝臣、ツヤッツヤのみずみずしい肌に生まれ変わる

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宇田朝臣が夏を迎えて弾けんばかりの肌を見せつけております。かわいい。
分頭したのでそれぞれの株の大きさは一回り小振りになった。これから一つ一つが大きく成長してまたそれぞれが分裂するのかな。

腐り落ちたエケベリア・ローラちゃんのサルベージ大作戦

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どういうわけだか腐り始めてから坂を転がり落ちるように一気に腐りきりました。
ここまでしっかり腐ると思ってなかったんで、これはこれでものの見事な撃沈っぷりと言いたい。
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そんな中でも一握りの希望が残りました。
腐り落ちる親株から切り離された葉に新たな命の息吹が……
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枯れ葉をかき分け拾い上げた4つの葉。
図らずも、吊るされた母親の骸の足下で産声を上げたベルセルクのガッツのような生い立ちを背負ってしまった。

ガッツのようにたくましく育ってほしいですね。いや、あそこまでたくましくなくてもいいか……

せっかく剪定したコミフォラ、徐々に元に戻り出す

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明らかに他の株より活動量が多い。なんなのこいつ。
間延びした分を剪定して制限したつもりだったのに、もう持ち直して葉を展開し始めている。水すら制限してるのにどういうことなの。

元々この株は子葉が変形してて、成長点に影響があったせいか本葉の展開までにすごく時間がかかっていたもの。そのため本葉を展開するエネルギーを幹を太くする方に転用したらしく、他の株より幹が若干太い状態でのスタートとなった。その差が今こうして出てきているのかもしれない。

いっそこいつはフィジカルエリートとして他の株とは別メニューで育てた方がいいのかも。

沈黙していたディオスコレア・シルバチカが発芽した

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ディオスコレアはなかなか動きが読みにくい。

元気な株はとことん元気だし、少し前まで葉を出していた株がいつの間にか丸坊主になっていたりする。
それでも株そのものが頑健なのは共通らしく、しばらく様子見してたらこうして新芽を出してくれた。

塊根部がガッチリ堅ければ大丈夫(多分)、という分かりやすさが個人的にはとてもありがたい。

夏の間に間延びしなければいいなあ。

我が家のアイドル枠(?)、シナモンバニーがハート型に

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先日新芽が出て徒長し始めたから慌てて屋外に出したシナモンバニーですが、見る間に成長してて驚いています。
おまけに新芽の一つがハート型になってきて可愛さに拍車がかかってあざといくらいです。
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これ、このまま成長すんの?せっかくだからもっとはっきりハート型になってくれていいのよ。

芽が若いうちはまだトゲがあって、いかにも「我こそはウチワサボテン、オプンチアなり!」って感じで実に雄々しく初々しい。
このトゲが徐々に減っていって、代わりにフェルトのような産毛に覆われて、「ぼくシナモンバニー、よろしくね(裏声)!」みたいな可愛い感じになるということか。

なんという相転移。こんな品種だなんて露とも思わなんだ。